今年も残すところあと1ヶ月半を切りました。
来年の干支は戌。いよいよ愛犬家が待ち望んだ戌年がやって来ます!
戌年は、犬をモチーフにした干支グッズがたくさん登場するのが嬉しいところ。
皆さんは新年の準備、進めていますか?
戌年ってどんな年?
12年に一度やってくる戌年。どんな特徴があるのでしょうか。
元々「戌年」の「戌」は「じゅつ」と読み、作物を刃物で刈り取りひとまとめにすることを表していたといいます。また、「滅」の意味があり、草木が枯れる状態を表すともいわれています。いずれにしても、ひとつのことに区切りがつく状態ですね。
十二支のキャラクターは、庶民が理解しやすいように身近な動物を当てたことから来ています。
「戌」には「犬」が当てられ、人に懐き忠実な犬の性格や、犬が子沢山で安産だといわれていることなどから、「戌」には縁起が良くおめでたいイメージがつきました。
陰陽五行説によると、戌年は前年までの行いや努力が一区切りし、それが大きな実を結んだり、新たなものを生み出す年になるようです。
ちなみに、正確に言うと来年は「戊戌(つちのえいぬ)」になります。
集めたい、戌年グッズ
縁起物の干支グッズの中でも特に、犬は人気モチーフ。元々ワンちゃん好きで犬グッズを集めている方にとっては、夢のような新年準備です。
各地の神社では犬が描かれた絵馬やお守りが登場し、一般的な開運グッズも軒並み犬がモデルとなります。置き物、根付け、ポチ袋、飴、手ぬぐい、その他なんでもワンコだらけ。全部揃えたくなってしまいますね!
そんな縁起物ワンコグッズ。大きな熊手が壮観の11月の風物詩、酉の市にもたくさんありましたので、ほんの一部をご紹介します。
酉の市をワンコが席巻!
ここで酉の市についておさらいしましょう。
「酉の市(とりのいち)」は11月の「酉の日」に行われる商売繁盛・開運招福を願うお祭りです。「おとりさま」とも呼ばれ、江戸時代から庶民に親しまれています。
発祥は大鷲神社(東京都足立区)といわれており、現在では東京の鷲神社 (台東区)、花園神社 (新宿区)、大國魂神社 (府中市)が特に有名で、毎年大変な賑わいを見せています。
酉の市といえば熊手。「福をかき集める」ことから来ており、前年より一回り大きな熊手を買うと良いとされています。巨大な熊手が参道に並んでいる姿は圧巻!
酉の市のお勧めは、何といっても夜。
ライトアップされた境内と熊手で、酉の市独特の幻想的な活気を楽しむことができます。
熊手をはじめとする縁起物の他、暦や切山椒(きりざんしょ。正月用の和菓子)など昔ながらのものを売るお店が立ち並びます。
もちろん焼きそばやたこ焼き、おでんなど縁日ならではの屋台も数えきれないほど軒を連ね、歩くのが大変な混雑ぶりです。
三の酉まである年は火災が多いといわれており、火の用心の願いを込めて纏(まとい)が飾られた熊手が多いのも今年の特徴です。
一番ありそうな柴犬がいなかったので店のお兄さんに聞いてみたところ「売り切れ!」だそうです。
子供に大人気だそうで、目の前でどんどん売れて行きました。
今年は特別な酉の市
平成29年の今年は暦の関係で11月6日(月)一の酉、18日(土)二の酉に続き、30日(木)に三の酉があります。
しかも、今年は酉年という、まさに奇跡的なラッキーイヤー!
まだ間に合います。
30日に酉の市に出かけて開運ワンコグッズをゲットされてはいかがでしょう。